電車に乗って本屋さんに行ってきた。
行き先を告げず、好きな時間に家を出て電車に揺られることが、あまりに自由でしあわせを感じた。
限られた時間だったけれど、とても楽しくて、たくさん歩いたのに疲れなかった。
薄々感じてはいたけれど、1人でいると、とても元気だ。
以前は、自分の好きなことすらわからず、1人になると心許なかった。
ひとりは孤独だと感じていたほどだ。
それが今は、楽しくて仕方がない。とても喜ばしいことだ。
1人の時と、それ以外のギャップは大きいけれど、仕方がないという気持ちで受け入れられる。
それよりも、ひとりを気楽に感じられるようになって嬉しい。
ひとりが気楽になれば、エネルギーを蓄えられるので、自己理解と自己受容を深めることにエネルギーを注ぐことができる。
2人以上の時は、投影や転移が入り乱れるけれど、それを風景として眺めるように、ただそこにあるというだけで特に干渉しないでいられるようになりたい。
それを「地蔵モード」と呼ぶことにした。
我ながらわかりやすくて良い呼び名だと思う。