「わたしの気持ちは無視される」は、もうスキーマではなくなった。
スキーマとは、現在の思考や感情に影響を与える、無意識下で刷り込まれた信念のようなもの。
今は「わたしの気持ちは無視されていいものではない」と心の底から感じている。
だから、スキーマではなく、過去の傷つきと呼べるほどになったのではないだろうか。
未だフラッシュバックすると身体反応を伴うので、深い傷を作る強烈な出来事をたくさん経験したのだろう。
いつもどこか身構えるように力が入っていたり、息が詰まって呼吸が浅くなっていたり。
些細な言動に心が揺らいでしまうけれど、「その言葉は受け取らない」と思える。
そして、誰かの言葉や行動によって私の存在意義や価値は決まらないことを知っている。
私はわたしが頑張ってきたことを知っているし、そんなわたしのことを傷つけても良い人なんていない。
もちろん、伝えたいことが伝わらなければ、悲しくなったり嫌な気持ちになったりして当然のことだ。
両親に対して、理解してほしいと期待することも、本能として備わる自然なこと。
たくさんの愛情を受け取りながらも、満たされなかったものがある。
そこから、空虚感や孤独感は生まれた。
両親に対する期待は、一生消えることはないだろう。
だけど、消さなくていい。
私はその全てを受け入れる。
そして、自分で満たしていく。
今感じるものは、向き合う準備がととのったからこそ感じているもの。
どんなに苦しくても、きっと大丈夫になれるのだという希望を微かにでも感じられることが、大きな支えになっている。